膝の痛みのお話②

前回で運動すると軟骨に良いことはわかりました。

では、何故いいのか?を中心にお話させて頂きます。

1・スポンジ効果が大事

軟骨に栄養を供給しているのは血管と関節内の関節液です。

しかし軟骨には外側1/3程度しか血管がありませんし、関節液も何もしなければ中に入っていきません。

これでは軟骨全体に栄養を届けるのはちょっと足りないですね。。。

そこで、どうやって全体に栄養を届けているかというと、軟骨は一旦、負荷がかかるとスポンジのように潰されて古い関節液を排出します。また、潰されて面積が小さくなるので血液が全体に行きわたります。

そして、また膨らむときに関節液を吸収しているのです。

その効果が台所にあるスポンジに似ていることからスポンジ効果と名付けられています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

参考引用:http://locomo.everlifegroup.jp/new/05/ ロコモ研究所

ですので、適度な負荷で歩いていると軟骨細胞に栄養が入り新陳代謝を繰り返すことにより軟骨が瑞々しくなり厚みがでてくるという事ですね。

2・傷めてしまうのは何故?

アスリートや普段沢山歩いている人でも軟骨が痛む人がいるのは何故でしょう?

そこには抵抗力と負荷量という概念が重要となってきます。

先程も書いたように適度な負荷量だと軟骨に栄養が入り瑞々しくなります。

しかし、使いすぎや過度の負荷、ある特定の部分だけに負荷がかかると軟骨は耐え切れず傷ついてしまいます。

痛みを感じた時点で休んで、適度な負荷に戻せば良いのですが、仕事や本格的に痛くならないとなかなか休みませんよね。。。

しかし、そのまま、ほっておき負荷を変えないでいると軟骨はどんどん傷んで、痛みが本格的になってから初めて休んでも治るまでに時間がかかってしまいます。

ですので、膝に違和感や痛みを覚えたら今までしていた運動を一旦中止にして痛みが出ない範囲での運動に切り替えることをお勧めします。

適度な負荷にすることにより軟骨の負荷に対する抵抗力が次第についていきますので痛みが出ないことを指標にして徐々に以前と同じ運動に戻していくと良いでしょう。

ただ、腫れが強いときや、痛み、熱感がある場合は炎症を起こしている可能性があるので無理はせずに休みましょう。炎症が治まったら痛くない範囲で運動を再開してください。

運動も難しい場合はジグリング(貧乏ゆすり)から始められると良いと思います。

ノルディックウォーキングでしたらポールの付き方を小さくしたり、ポールウォーキングのように前で支えるようにすると負荷は減り、その後は徐々にフォームを戻していくと良いですね。

膝痛の予防、リハビリでノルディックウォーキングをお考えでしたら、痛みが出るか出ないかを基準にして運動量を調節してみてくださいね。